2011年6月22日水曜日

槙谷美貴子と試験の例題

槙谷美貴子です。こんにちは。
今日も気象予報士について、槙谷美貴子がお話させていただきます。
今回は、気象予報士の問題を一つご紹介したいと思います。

【第13回・学科一般 問8】
北半球における大きな湖付近の風について述べた次の文章の空欄(a)~(c)に入れる語句の組み合わせ(1)~(5)のうち、最も適当なものを一つ選べ。
ただし、湖付近では気圧傾度は一定であるとする。

湖の風上側の陸上で5m/s の西風が吹き、湖の中央では6m/s で、風上側の陸上と比べて(a) の風が吹いていた。また、湖の風下側の陸上では5m/s で、風上側の陸上と比べて(b) の風が吹いていた。このような湖の中央で風速が増加するのは、起伏のある陸上と平らな湖とで地表面との摩擦が違うためである。風速が異なると(c) も異なり、このため風向が変化する。

(1) (a)やや北より (b)やや北より (c)摩擦力
(2) (a)やや北より (b)ほぼ同じ風向 (c)コリオリ力
(3) (a)ほぼ同じ風向 (b)ほぼ同じ風向 (c)摩擦力
(4) (a)やや南より (b)ほぼ同じ風向 (c)コリオリ力
(5) (a)やや南より (b)やや南より (c)摩擦力

分かりましたでしょうか?
正解は2になります。
気象予報士を目指していない方にも、どんな問題が出るかお分かりいただけましたら嬉しいです(笑)
それでは今日はこの辺で。槙谷美貴子でした。

1 件のコメント:

  1. 気象予報士の試験、難しそうですね。何か資格を取ろうと思っているんですが、気象予報士は僕には無理そうです・・・。
    槙谷美貴子さんは、頑張ってくださいね。

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