2011年6月10日金曜日

熱力学を学ぶ槙谷美貴子1

こんにちは、今日は熱力学を学ぼうと思う槙谷美貴子です。
熱力学は、物理学の一分野で、熱現象を物質の巨視的性質から扱う学問です。
アボガドロ定数といわれる個程度の分子から成る物質の巨視的な性質を巨視的な物理量(エネルギー、温度、エントロピー、圧力、体積、物質量または分子数、化学ポテンシャルなど)を用いて記述します。
熱力学は熱力学第零法則~熱力学第三法則まであるもので、そのほかに熱力学的平衡というものもあります。
なので、今回は熱力学的平衡を槙谷美貴子が簡単にお話していきますね。

温度が異なる二つの物体を接触させると、高温の物体から低温の物体に熱が流れ、次第に物体の温度差は減少し、温度が等しくなったところで熱の移動がとまります。
微視的に見れば熱の移動がとまったわけではなく、一方から一方への熱の流れが反対向きの流れと等量になる(動的平衡)ため、移動がないように見える事を熱力学では、接している二つの系の間にみかけ上熱の移動がなくなったとき、熱平衡に達したといいます。
二つの物体が同じ物質で、熱容量が等しい場合は、平衡温度は最初の温度の平均になります。

この熱力学的平衡は、熱力学では普通熱平衡とも言われるそうです。
次回もよろしくお願いします

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