2012年6月15日金曜日

梅雨がおわらない?

槙谷美貴子です。
梅雨にはいってしまいましたね。
雨は風流でいいのですが、湿気のせいもあり洗濯物がかわかないのと髪がまとまらないのが特に困りますね。
槙谷美貴子は家を出るのもおっくうに感じます。
調べてみると、なんと梅雨明けのない年もあるみたいです。
一瞬1年中雨が続くのかと槙谷美貴子はドキッとしました。
本当は梅雨明けが発表されないだけなんですよね。
特に東北地方ではこのパターンが多く、数年に一度の割合で起こるみたいです。
オホーツク高気圧の勢力が強いために梅雨前線が東北地方から北上できずにそのまま秋に突入し、秋雨前線となって次第に南下していくパターンみたいですよ。
この場合でも、北の北海道では低温や曇天がやや多くなるものの、概ね晴天が続く「夏」が訪れているんです。
このことから、年によっては、東北地方の夏は北海道よりも短いとされているみたいですね。

2012年6月11日月曜日

積乱雲について

槙谷美貴子です、ご無沙汰してます
今回の槙谷美貴子の気象予報士の資格に挑戦するブログは積乱雲について語ります

積乱雲(せきらんうん)とは、何らかの原因で発生した強い上昇気流によって積雲からむくむくと成長して塔あるいは山のように立ち上り、雲頂が時には成層圏下部にも達することがあるような、巨大な雲である。積乱雲の鉛直方向の大きさは雲の種類の中でも最大であり、最高部から最低部までの高さは1万メートルを超えることもある。また、他に雷雲(らいうん)、入道雲(にゅうどうぐも)などの言い方がある。

基本雲形(十種雲形)の一つ。ラテン語学術名はcumulus(積雲)とnimbus(乱雲)を組み合わせたCumulonimbus(キュムロニンバス)で、略号はCb。

雲は輪郭がはっきりしていて、雲底は非常に暗く、雲の下では激しい雨や雹・霰、冷たい突風がもたらされ、雲の内外で雷が発生するのが特徴。降水量は乱層雲に比べて格段に多く、短時間で大量の雨(驟雨性の雨)を降らせるのが特徴。集中豪雨のほとんどが積乱雲によるものである。
積乱雲の発生原因は様々であるが、多くの場合は地上付近と上空の温度差がもたらす大気の不安定によって生じる(すなわち不安定を解消しようとして生じる)対流性の上昇気流によるものであるが、地形の影響を受けることもある。よって、積乱雲は多くの場合、地上と上空の温度差が大きくなる夏場に見られるが、日本海側では暖かい海面上に冷たい季節風が流れ込むことによって生じることもある。積乱雲は大きく発達した積雲(雄大雲)がさらに発達したものである。雄大雲がさらに発達すると雲内に氷晶(氷の粒)や霰が多く形成され、それらや雨粒が次第に落下して下降気流が発生するが、激しい上昇気流も分布している。このように対流活動が活発になり、氷晶や霰が形成されて激しい降水や雷を伴いやすくなったものを積乱雲と呼ぶが、雄大雲と雲頂が対流圏界面に達する前の段階の積乱雲を外観上で区別することは困難である。 また、雄大雲からニワカ雨(驟雨)が降ることもあるが、雷は伴わない[1]。

積乱雲の雲頂高度は高緯度地域で4~10km、日本を含む中緯度地域で5~16km、低緯度地域で6~19km付近に達し、たびたび航空機の航路上の障害物となる。 さらに、赤道付近など上昇気流の激しい場所では局所的に20~22km程度の高さにまで成長することがある。これは一般的なジェット旅客機の巡航高度のおよそ2倍の高さである。

積乱雲は対流圏界面の高さまで達するほど鉛直方向のスケールが大きいが、通常の場合は積乱雲の雲頂が成層圏に突入しそこからさらに発達し続けることはない。したがって、対流圏界面が天井のような形になり、そこから雲はどんどん水平に広がっていく。全体的に見るとかなとこのような形をしていることから、この雲をかなとこ雲(anvil cloud、かなとこ巻雲と呼ばれる場合もある)という。