2012年4月11日水曜日

春の「花曇」とフェーン現象

こんにちは、槙谷美貴子です。
今日は全国的にも雨模様なんですね。腫れている日でもこの頃は
薄く曇っていたりしますね。
日本には美しい季語がありますが、その中のひとつ「花曇」(はなぐもり)は
青空を覆うようにうっすらと薄雲が覆うんですね。
槙谷美貴子は、この霞んだ空を見ると春を感じます。

そして、春の気象としては、フェーン現象などがよく見られます。
フェーン現象(フェーンげんしょう、英語: foehn phenomena)とは、山肌にあたったのちに山を越え、暖かくて乾いた下降気流となった風によってその付近の気温が上がる現象のことです。

フェーン現象という名前は、フェーン(独:Föhn)というアルプス山中で吹く局地風が由来で、この局地風はアルプスを越えて吹く乾いた暖かい風のことであるそうです。現在は一般用語として使われており、本来のフェーンのほかに、北米のロッキー山脈を越えて吹く風チヌークなど、世界各地の同様の風もフェーンと呼ばれます。なお、漢字による当て字は岡田武松が考案した風炎であるそうです。

簡単にいうと、空気中に含まれる水蒸気が凝縮する際に熱を放出させる凝縮熱があります。そのため山を上昇すると空気は冷やされますが、湿った空気は温度が下がりにくいです。一方、山で乾燥した空気は、下降するとき温められますが、温度が上昇しやすいです。差し引きで温度がプラスになるんですね。

天気予報士の方が書かれているブログなど、とても興味深い内容で
とても参考になります。槙谷美貴子は天気予報士の方の天気ブログをいつも
楽しみにして拝読しています。
気温の上下がまだまだ激しい季節ですが、みなさんも体調に気を付けて
ご自愛ください。

槙谷美貴子でした。

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