2012年1月23日月曜日

地震雲の特徴などについて

槙谷美貴子です。こんにちは!
「槙谷美貴子の気象予報士の資格に挑戦するブログ」
このブログは槙谷美貴子が気象予報士や気象のことを
勉強しながら更新していきます。

今回は、地震の前に観測されることが多い地震雲について調べました。

地震雲(じしんぐも、じしんうん)とは、地震の前に発生するとされている雲のこと。宏観異常現象の一種だそうです。

「大地震の前に普通の雲とは異なった特徴的な雲が現れた」というような話は、古くから世界各地で多数報告されており、21世紀になった現代においても同様であるそうです。このような報告をもとに、「地震雲」をさまざまな方法で活用した地震予知研究も行われてきました。

古くからの地震予知研究においては、地震雲の発生メカニズムがはっきりと解明されていなかったため、過去の地震雲の報告と地震の発生状況などを照らし合わせるなどして得られた、経験則や統計学的手法に基づいて研究や予知が行われました。しかし、科学の発達により地震雲の発生メカニズムを説明するような仮説も現れ始め、発生メカニズムに基づいた研究や予知も行われるようになった。しかし現在のところ、前者の方法と後者の方法の両方が行われています。

地震雲の主な種類

・放射状に出現する筋雲で、震源方向から広がるように移動する。

・飛行機雲と間違えるかもしれないが、飛行機雲とは違って長い時間上空に留まっている傾向の雲

・まるで空を二分するような雲

・空の雲の固まりが波状になっていたり、帯状の雲が波状になっていたりする雲。

・竜巻状や、竜状、蛇状などの雲

雲との見分け方については経験に頼るしかないので、日頃の観察を続けるのが大切だそうです。

それでは、本日はこの辺で!
槙谷美貴子でした。